想いと死と僕の詩
恋をしながら死んでいった
彼は一体寂しかろうか
愛を守って死んでいった
あの人は一体幸せだろか
夢を見ながら死んでいった
あの人はきっと悲しかろう
信ずるもので死んでいった
あの子はきっと幸せだろう
僕はどういう風に死ぬ?
涙を流し 顔埋めても
けだし心はしっかと持って
冥途の道を歩きたい
その時はどうか振り向いて
手を振らずとも 微笑まずとも
けれどもどうか振り向いて
そうして君の顔をみたならば
僕は無心の内に微笑して
なんだかすこしかっこつけたように
冥途の道を歩いてゆこう