現実幻想行ったり来たり
俺は無神論者だ 幽霊も妖怪も、何も信じちゃいない
けれど時々怪し気を求めて、夜の街を歩き回る
見知らぬ街で降りてみる
黄昏に、知らぬ神社の鳥居をくぐってみる
神が 悪魔が 幽霊が
いつか来るのをまっている
永遠に来ない出会いを待って
永遠に来ない非日常
奇妙 奇怪 怪異 諸々
言葉の響きに想いを寄せて
俺は今日も待っている
俺は現実主義者のつもりでいた
相も変わらず、神も悪魔もなにもかも
これっぽっちも信じちゃいないが
いつか来るのを待っている
奴らと会うのを待っている
俺はロマンチストなのか?