パイかケーキか切り傷か
「これは、やりましたね」
僕は腕の傷に触れる
「たったの18本ね」
少年は少し考えた後
「まあ、そうですね」
とうなずく
「手伝ってよ〜」
突然後ろから声が聞こえた
振り向けば、まだ片手の指で収まる年の
幼い少女が籠一杯に果物を抱えていた
「おや、もう収穫でしたか」
「おーこれで何作るの?」
傷の話など、これから口に入る
たくさんのお茶菓子たちに比べれば
さほど重要でもないのだ
この異常な世界はどこまで続くだろうか
僕は腕の傷に触れる
「たったの18本ね」
少年は少し考えた後
「まあ、そうですね」
とうなずく
「手伝ってよ〜」
突然後ろから声が聞こえた
振り向けば、まだ片手の指で収まる年の
幼い少女が籠一杯に果物を抱えていた
「おや、もう収穫でしたか」
「おーこれで何作るの?」
傷の話など、これから口に入る
たくさんのお茶菓子たちに比べれば
さほど重要でもないのだ
この異常な世界はどこまで続くだろうか