イヤリング
アクセサリーを見に行ったら
必ず彼の色を探す
でも、なかなか見つからない
彼はもっと深い色だ
彼はもっと優しい色だ
彼を想い描いて
自分には似合わないデザインを
手にとっては、
やはり違うのだと
静かに元の場所に戻していた
最後は自分で作り出し
一人、自室で
ほくそ笑む
少しだけ彼に近づけた気がするの、なんてね
必ず彼の色を探す
でも、なかなか見つからない
彼はもっと深い色だ
彼はもっと優しい色だ
彼を想い描いて
自分には似合わないデザインを
手にとっては、
やはり違うのだと
静かに元の場所に戻していた
最後は自分で作り出し
一人、自室で
ほくそ笑む
少しだけ彼に近づけた気がするの、なんてね