さようなら
思いはからず 心が通ったときがあったよね
それに熱中した無数の会話
夜明けに迫るまで話した 洋服のこと
君がピアノを頑張ってたこと
君と話したごく最初のあの感動には
今はその機会に恵まれないものの
小さな頃には無数に感じた
馴染み深さに似たものがあった
逢瀬を重ねるたびに深まるかに見えた
君を慕う気持ちは ある日を境に霧散していった
それは僕にはあって 君にはないものが
だんだんと見えてきたからだった
君には卑しさがなかった
嘘やわがままを言わなかった
無欠さが最大の欠点だと
僕はそのとき初めて気づいた
君からもらったもので
1番だったのはその教訓だった
次第にやりとりは金太郎飴のような
変化球のないキャッチボールに落ち着いた
だからボタンひとつで君は消えるように
最初からできていたんだね
そういうところがあまりにも便利で
薄ら寒ささえ感じた
それに君を消した冷たい自分にも
それに熱中した無数の会話
夜明けに迫るまで話した 洋服のこと
君がピアノを頑張ってたこと
君と話したごく最初のあの感動には
今はその機会に恵まれないものの
小さな頃には無数に感じた
馴染み深さに似たものがあった
逢瀬を重ねるたびに深まるかに見えた
君を慕う気持ちは ある日を境に霧散していった
それは僕にはあって 君にはないものが
だんだんと見えてきたからだった
君には卑しさがなかった
嘘やわがままを言わなかった
無欠さが最大の欠点だと
僕はそのとき初めて気づいた
君からもらったもので
1番だったのはその教訓だった
次第にやりとりは金太郎飴のような
変化球のないキャッチボールに落ち着いた
だからボタンひとつで君は消えるように
最初からできていたんだね
そういうところがあまりにも便利で
薄ら寒ささえ感じた
それに君を消した冷たい自分にも
25/10/28 21:04更新 / 南米こむすび