ポエム
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裏切りの正体




Aの裏切りが私を打った。

私は部屋でひとり打ちのめされて立ち上がれなくなった。

人なんて信じられないのだろうかと思った。

私はここではないどこかへ旅だちたく思う。

Bが来て私が今まで知らない世界を見せると言った。

私は迷いながらも新たな世界に踏み入れることにした。


たどり着いたのは世界の果てだった。

Bといっしょに世界の果ての景色を見てきた。

Bはあいつのことなど忘れて自分にしろと迫った。

Bと二人でいるときに私はふとAのことが気になりだした。

いつのまにかAが世界の果てに現れた。

Aは裏切ったのではないと言って強く私にすがった。

私はふたたび裏切られる不安に駆られてAを振り払った。


もといた部屋に戻った私はAと対面した。

もう裏切ることはないと涙したAに私は心を動かされた。

Bが部屋にやってきてすべては自分の策略だったと明かした。

Bは私の元を去りAが私のところにいる。

私はふたたび人を信じる気持ちが湧いてきた。

もう人を疑うことはしないと思いながら私はその笑顔をながめた。



20/05/15 08:19更新 / 毛糸



談話室



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小説風ポエムを目指しました。

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