ポエム
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不安定な望み
曇天の空をベンチでぽつんと座って眺めている
平面に見えている世界は共有できない

時の進む方向に逆らってしまえば
出会うことはなかったはずなのに
求めてしまえば
受け入れてしまえば
忘れたいこの気持ち

途端に咲いたその花を
枯らしてしまえば良いのに
守ろうとしてる
あなたの後悔を
あなたの存在を
私の心に置いて行っても
私にはどうすることもできない
それをわかっているのにあなたは

世界の証明と同じぐらいどうすることもできないとわかっているのに
今日の終わりを見たくなって1人静寂な夜に消える
夢を見ているような感覚にさせられる
些細な動きだけで理解してしまった心を
嫌ってしまう

壊れそうな夜を見つめてしまう
遮ることが出来ない不安を止めて
私の後悔を
私の存在を
あなたの心に置いて逝ったら
あなたは笑ってくれますか?
23/10/15 21:32更新 /



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