遥か昔
小学生の頃を思い出す

子供の真面目で明るい
キラキラした綺麗な心よ
世界は安全で守られている
生きることの喜びと夢見る心
安らかで自由な日常よ

私は本を読むのが好きで
本の中のおじさんやおばさんの
命をかけた熱意を注がれて
信じることで
生きることの愛を掴み取り
育ったと思う
それは闘魂注入であり
情熱のバトンだった

私を愛してくれた先生たち
小学生の仲間たち
皆、生きていて未来があった
皆、幸せになっただろうか？

素直や一生懸命であることや
努力や友情が励行され
運動会の朝の花火音や
あの夏の入道雲の青年の志

希望を信じ
楽観的で
善を小脇に抱えて

クラスにあまり勉強も出来ず
運動も出来ず
コミュニケーションも下手で
そっと息をしている臆病な人
大人しい人がいたね

あの人が幸せになれたか？

世界はあの人に優しい世界に変われ
大人になり
苦労した私は今それを願う

弱さを抱えて
弱い者が幸せに生きられる世界こそ
地球の全員が幸せな世界だから

私たちは繋がっている
そう信じるよ