手に入らない
手に入らない何かを追い
夜の街に飛び出す
狩人の心も痩せて
人の温かさを恋しがる
夏の終わりの空に見つけた
柔らかな夕月よ
私の掌は開くと地雷地帯なのだから
遅々として能面のカタツムリの心よ
暑さは残り
あなたへの熱は
アスファルトから静かに
そして無駄に放散する憐れよ
ただそこにあり
愛が見返りではなく
燃焼を本願とするなら
赤ペン先生よ
黙ってくれないか?
ニヒルの岸にも吹き寄せ切らず
持て余したる我が命の泉よ
涙を鏡面に張り詰め
黙るのも
時を煮きったなら飛んでしまう
だから裸足の感触をせめて楽しもう
夜の街に飛び出す
狩人の心も痩せて
人の温かさを恋しがる
夏の終わりの空に見つけた
柔らかな夕月よ
私の掌は開くと地雷地帯なのだから
遅々として能面のカタツムリの心よ
暑さは残り
あなたへの熱は
アスファルトから静かに
そして無駄に放散する憐れよ
ただそこにあり
愛が見返りではなく
燃焼を本願とするなら
赤ペン先生よ
黙ってくれないか?
ニヒルの岸にも吹き寄せ切らず
持て余したる我が命の泉よ
涙を鏡面に張り詰め
黙るのも
時を煮きったなら飛んでしまう
だから裸足の感触をせめて楽しもう
25/09/04 18:21更新 / 湖湖