言葉は少ししか通じないけれど
私は一生懸命に私の猫に話しかける
猫はちゃんと聞いている
声の調子で、
褒め言葉なのか、
ちゃんと聞き分ける
ちょっとふざけて、悪口を言ったら
私の猫は凄く顔を歪めたことがある
からかいすぎてフーッ、
と怒った事もある
いつもはバリバリに褒めて
猫が自尊心が上がるように
そう内心で思っている
私が今飼っている猫は
前の猫たちより弱いから
盛って盛って、
ちゃん付けで呼ばれている
弱いもののいたいけさ
懸命に生きているということ
以前にテレビの重度障害者の家族が
本当にわが子は可愛いんだ、と
苦しそうに一生懸命話していたことが思い浮かぶ
そして出生前診断や生活保護叩きを
私は思い出す
辛い人生を送る人がこの世からいなくなるといい
私の猫はいつも
私がご飯を食べ始めると
真似てカリカリを食べる
その、共にある心が愛だ
猫の心に安らぎを産むように
万人が幸せを目指せる、
愛を信じる社会が欲しい