ひんやりと
ひんやりと陶器の魅力よ
人を寄せつけず
カップアンドソーサーや
壺の絵を眺め
陶器を触り
そして一人をくくり
宝石箱の石のルビーに炎を見つめ
エメラルドを覗き込んでは
森への扉が開く
抱きしめる温かみは美しく無口な猫だけ
ここは何者も寄せつけぬ滝壺の底だ
心の守護者として
蚕が繭を巻くように
静かに身を畳め
人を寄せつけず
カップアンドソーサーや
壺の絵を眺め
陶器を触り
そして一人をくくり
宝石箱の石のルビーに炎を見つめ
エメラルドを覗き込んでは
森への扉が開く
抱きしめる温かみは美しく無口な猫だけ
ここは何者も寄せつけぬ滝壺の底だ
心の守護者として
蚕が繭を巻くように
静かに身を畳め