ポエム
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私の恩師は
はるか昔、素晴らしい恩師、二人を知っていた
二人とも背筋の伸びた信念の熱血教師であった
歩き方すら美しかった
人の手本になろうとする気概が背筋や一挙手一投足に現れていた
教え子に知識を刷り込む際の感覚的焼き付けが洗練されて、
知識を委譲された瞬間の水のような浸透圧を記憶している
人の大切さを思うあまりに、高潔になるのかもしれない
命の価値を思えば一刻はかけがえがなくなるから
その信念の底には人間愛があった
愛されている、と感じた、信頼の伝播よ
期待にこたえたいと思う愛の力よ
熱情をもって生きることの喜びよ
脈々と血潮が生きた思想で、行動なのだ
私は涙が止まらない
遠くへ来てしまったから
あの人たちにもう一度会いたい
あの人たちを故郷にして錦の御旗を飾りたい
私はうつ病的でなめくじのような日々を送っている
でもあの人たちが私を生かすのかもしれないね
そんな希望よ
人生の私という刀剣に刻まれた紋章よ
すべて愛の名に変えて

23/02/16 02:23更新 / 湖湖



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