冬の始まり
その人は今日も
あの窓を見上げ
誰を想うのか
物憂げな表情
その窓は今日も
開くことはなかった
その人は肩を落とし
俯き去っていく
なにくわぬ顔で
街を歩く人々
ひとりひとりにある
特別な物語
自分だけが
苦しいんじゃない
去りゆくその人もまた
今心に傷みを抱えて
暮れゆく空
木枯らしが窓を叩く
君の温もり失ったまま
迎えた冬の始まり
冷たい風は
独りには厳しく
あまりにつらい
熱いココア
心に沁みる…
あの窓を見上げ
誰を想うのか
物憂げな表情
その窓は今日も
開くことはなかった
その人は肩を落とし
俯き去っていく
なにくわぬ顔で
街を歩く人々
ひとりひとりにある
特別な物語
自分だけが
苦しいんじゃない
去りゆくその人もまた
今心に傷みを抱えて
暮れゆく空
木枯らしが窓を叩く
君の温もり失ったまま
迎えた冬の始まり
冷たい風は
独りには厳しく
あまりにつらい
熱いココア
心に沁みる…