ポエム
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背中
風薫る春の陽射しに
すこし眩しさが混ざって
私の机の上にあなたの影がおちる

ふたり乗りした自転車
着崩した制服におでこをつけて
そっと呟いた秘密の詞
風に消えてなくなった

さよなら 手を振るあなたと
切なさが瞳を潤す
すこしだけ名残惜しそうな背中は
あの日より広く感じた
23/04/10 20:48更新 / きざみ



談話室



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