冬眠
肺も凍る寒い日
吐く息はあまりにも白くて
まるで魂みたい
花の咲かない季節
緑の面影が消えた木々は
まるで骨みたい
青くて冷たい世界
静寂が私を満たす
この時が永遠であってほしい
でもそれでもいつか必ず
花が咲き乱れ
木々は芽吹く
鮮やかすぎる花たち
蜜に集る蝶々たち
ざわめく緑の葉陰
雪溶けに光を差す麗らかな春
私にはそれが眩しすぎるから
命が生まれ成長し
死に向かうだけの道程が
あまりにも清らかで
私にはそれが恐ろしく思えるから
不香の花が散る
青くて冷たい世界で
震える冬の魂を抱いて
盛りの春まで眠る
吐く息はあまりにも白くて
まるで魂みたい
花の咲かない季節
緑の面影が消えた木々は
まるで骨みたい
青くて冷たい世界
静寂が私を満たす
この時が永遠であってほしい
でもそれでもいつか必ず
花が咲き乱れ
木々は芽吹く
鮮やかすぎる花たち
蜜に集る蝶々たち
ざわめく緑の葉陰
雪溶けに光を差す麗らかな春
私にはそれが眩しすぎるから
命が生まれ成長し
死に向かうだけの道程が
あまりにも清らかで
私にはそれが恐ろしく思えるから
不香の花が散る
青くて冷たい世界で
震える冬の魂を抱いて
盛りの春まで眠る