見るものが異質に見えるとき
気分は落下してゆく
どこまでも落ちて底のない怖さ
口にするものみな異物で
吐き出しそうだ
見るものみな異次元のように
歪んでいる
大地は傾斜し立っていられない
どうしたのかおれ
視界が変質するほど
おれは憔悴して
どうにかなりそうな寸前で
かろうじて堪えていられた
いままでがなんであったのか
愛は無力
救いの手にもならない
どんなに尽くしても
答えは凍りついた言葉
それでも行き場のない捨て犬は
おれの肌を求めて
すり寄ってくる
あなたと決別する朝
おれは正気でいられるだろうか
どこまでも落ちて底のない怖さ
口にするものみな異物で
吐き出しそうだ
見るものみな異次元のように
歪んでいる
大地は傾斜し立っていられない
どうしたのかおれ
視界が変質するほど
おれは憔悴して
どうにかなりそうな寸前で
かろうじて堪えていられた
いままでがなんであったのか
愛は無力
救いの手にもならない
どんなに尽くしても
答えは凍りついた言葉
それでも行き場のない捨て犬は
おれの肌を求めて
すり寄ってくる
あなたと決別する朝
おれは正気でいられるだろうか