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コーヒーに帰るとき

コーヒーに帰るとき
ぼくはきっと手足が冷たくなっている
コーヒーに帰るとき
ぼくは人恋しい
温まるものに飢えているとき
世俗的なつまらないものにでも
触れて街に戻りたくなる
コーヒーショップの
無関心な時間の中へと
潜んでいたい

コーヒーというより
時間をぼくらは買う
それと居場所だった
都会は一杯のコーヒーで
アリバイと隠れ家が手にできる

コーヒーを欲しがるとき
ぼくはとても疲れていた
君をどうするか
持て余し一人でいたがる
回答を出せない自分なのだ

少し考えよう
コーヒーカップがお替りを
するまでには
立ち直っているだろうか
19/12/10 05:43更新 / シニヤ = シネー



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