ポエム
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暮らし
ベランダの窓を開けて
光と風を入れよう
隣の寺の屋根向こうに
なにかの野鳥が飛び立った
郭公が鳴いていた田舎町

洗濯物を干そう
仕事休みのいい天気
むずむずとどこかへ
行きたくなるのだが
この日は宅配便が配達される
そいつが着いたら
自転車で買物に
駅まで出ようか

男やもめはシンプルだ
よけいなもののひとつもない
ただひとつだけ気がかりは
突然の孤独死だ
そろそろ古希になり
どうなるか

気楽な老人の一人暮らしは
晴遊雨読
窓から四季を知る
20/03/02 01:37更新 / シニヤ = シネー



談話室



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