いちにち
胸の奥から鳴っている光の音をつないで
満たす
目に映る山のへそ
雲の進む風の針路
歩く後ろから吹き抜けていく風が
とんぼの羽をわずかに揺らして
海のように
おおきな風元に合流していく
夜露を朝陽が持ち上げて
静かで柔らかな風がぬぐいさっていった山あいは
陽だまりを湛えて
一日 一日を蓄え育ち続けている
満たす
目に映る山のへそ
雲の進む風の針路
歩く後ろから吹き抜けていく風が
とんぼの羽をわずかに揺らして
海のように
おおきな風元に合流していく
夜露を朝陽が持ち上げて
静かで柔らかな風がぬぐいさっていった山あいは
陽だまりを湛えて
一日 一日を蓄え育ち続けている