ポエム
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いちにち
胸の奥から鳴っている光の音をつないで
満たす

目に映る山のへそ
雲の進む風の針路

歩く後ろから吹き抜けていく風が
とんぼの羽をわずかに揺らして
海のように
おおきな風元に合流していく

夜露を朝陽が持ち上げて
静かで柔らかな風がぬぐいさっていった山あいは

陽だまりを湛えて
一日 一日を蓄え育ち続けている
24/09/28 08:15更新 / kirima



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