朝に思うこと
朝に散歩をしていると
草葉の頬に浮かんだ朝露に
誰の涙だったのだろうと
重さを載せて道を歩いていく
道ですれ違うランニングウェアの人
知っている近所の人におはようと挨拶をして
知らない人には軽く会釈をして
朝がくる
新しく生まれた太陽の空気を呼吸して
こころの重さは蒸発していく
残ったものは引きずってでも
一緒に持っていきなさいと言われているような気がして
それでも光の帳へ蒸発して消えてゆく
思いのお椀を両手で作って
心の中で見つめる朝露に
なかないでと前へ進んで
わたしの涙が足跡になる
草葉の頬に浮かんだ朝露に
誰の涙だったのだろうと
重さを載せて道を歩いていく
道ですれ違うランニングウェアの人
知っている近所の人におはようと挨拶をして
知らない人には軽く会釈をして
朝がくる
新しく生まれた太陽の空気を呼吸して
こころの重さは蒸発していく
残ったものは引きずってでも
一緒に持っていきなさいと言われているような気がして
それでも光の帳へ蒸発して消えてゆく
思いのお椀を両手で作って
心の中で見つめる朝露に
なかないでと前へ進んで
わたしの涙が足跡になる