ポエム
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太陽と時間
空に手を伸ばして
時間がどこにあるか尋ねて
私たちは太陽が生んだ影法師
だから時間にいつも補足されていたのだと

腕時計の秒針は
太陽の日時計
立つことを初めた人類に太陽が与えて
影が時間を指していることを
辛い真実をプレゼントしてくれていたのだと

それなら私は
影を向いて歩くのか
光を向いて歩くのか
どちらがいいのだろうと少し考えて

影と手を繋いで一緒に太陽に向いて歩いていこうと
思ったのだった

影という羅針盤がなければ、
人類はここまで歩いてはこれなかっただろうから
24/09/03 19:57更新 / kirima



談話室



■作者メッセージ
はるまきごはんを最近聞いています。
私はカオスな状態から秩序を作っていくタイプですので、よろしくお願いいたします。

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