王道
黄金の菜の波の中
佇む一本の大樹
古びた枝の先に残る
千年前の嵐の跡
枯れた想い出に
もたれかかる少女が一人
口ずさむのは子守唄
眠れぬ民を癒して
再びこの菜に雨をふらす
歌と詩のぬくもりが
清浄へといざなう
振りかえれば崩れた地平線
夢を持てない地獄の中で
君は何を願うのか
希望の灯は消え
まつりごとも終わりのようね
王道の行方さえわからない
朱色の灯が巌角へ消えて
若紫の夜がやってくるだけ
佇む一本の大樹
古びた枝の先に残る
千年前の嵐の跡
枯れた想い出に
もたれかかる少女が一人
口ずさむのは子守唄
眠れぬ民を癒して
再びこの菜に雨をふらす
歌と詩のぬくもりが
清浄へといざなう
振りかえれば崩れた地平線
夢を持てない地獄の中で
君は何を願うのか
希望の灯は消え
まつりごとも終わりのようね
王道の行方さえわからない
朱色の灯が巌角へ消えて
若紫の夜がやってくるだけ