優しい人
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自分の葛藤を描いた 作品かなと感じました。 自分の中で沸き起こる 色々な感情は 自分へ向けてのもの? 優しくして欲しい人へ 向けてのもの? 葛藤する気持ちが アンバランスな言葉達で 描かれた作品かなと思いました。 私の未熟な解釈での感想です。 的外れでも気を悪くしないでね。 ![]() ホスト名 softbank126214026011.bbtec.net | |
>>>憲治さん ご感想ありがとうございますっ いえいえ、感じ方は人それぞれですし様々な角度からの視点があってもいいはずです。 社会からの不安から逃げて安らぎの夢へと落ちていく 現実世界での苦悩や葛藤や理不尽さを考えることに疲れたけれど、この夢の中なら私だけしかいない。 どれだけ深く考えても罪や罰を言い訳にして、誰かを傷つけることが目的になり始めた、内なる加虐性に気づいてしまった登場人物は夢の中で獣となって自由を謳歌する。 最後の同じフレーズは自分の内なるケモノに向けて落ち着かせるようになだめ夢の中に閉じ込める。 もう一度読んだときにその狂人が自分を夢に閉じ込めるように、自分に言い聞かせるようにして夢の中に入って行く。 きっと現実世界で人を傷つけてしまった狂人は、 この夢の世界で現実逃避を行っている。 そんな人でさえシーツの上で怯えている弱さを持っている。 私はこれが優しい人に見えたので優しい人というタイトルを付けました。 人の優しさは限界があります。 どこまでも優しくはなれないのです。 ただ愛情だけは無限です。 自分、友人、家族、猫……身近な人に向ける確かな愛情。 厳しさも優しさもいろんな感情を共有する愛情だけは決してなくならないものだと思います。 優しさだけの人はケモノになりえると私は解釈したのです。 憲治さんの解釈は半分あっています。 優しさ故の葛藤があること なぜ優しくできないのか許し合えないのかだけを考えてはいけない。 人を黙って抱擁し続けるような愛情がその優しい人にとっても必要なことなのかもしれません。 優しい人に向けた心の警告がこの詩の本質かもしれません。 ![]() ホスト名 madb68808d.ap.nuro.jp |