言葉のふるさと
言葉はどこで生まれるのだろう
朝日に照らされて、光をキラキラと反射させる川面だろうか
惑う私たちの隙間を、颯爽と通り抜ける風だろうか
夕日の代わりに、人知れず道標を担う街灯だろうか
あるいは、信号の色が変わると同時に鳴り出す、あの音だろうか
私があって、言葉があるとしたら
言葉は私から生まれたのかもしれないし、
言葉があって、私があるとしたら
私は言葉から生まれたのかもしれない
でも、ほんとうは、その一歩手前
そここそが、言葉のふるさとなのだ
朝日に照らされて、光をキラキラと反射させる川面だろうか
惑う私たちの隙間を、颯爽と通り抜ける風だろうか
夕日の代わりに、人知れず道標を担う街灯だろうか
あるいは、信号の色が変わると同時に鳴り出す、あの音だろうか
私があって、言葉があるとしたら
言葉は私から生まれたのかもしれないし、
言葉があって、私があるとしたら
私は言葉から生まれたのかもしれない
でも、ほんとうは、その一歩手前
そここそが、言葉のふるさとなのだ