勢いで飲んだジュースの味が
今でも忘れられない
たま飲む冷えたジュースより
乾いた喉をうならせた気がしたんだ
砂漠の中
もしも生きていかなくっちゃ、ってなったら
そのときには
またこの味を思い出すね


炭酸がそろそろ
きつくなる季節
暑い日差しに透けて泡だらけに染まる雲が
なんだか零れでそう
プッシュって弾けて空に
大三角形なぞるんじゃないかな
そうだといいな
そうであって欲しい


きららとキラリが
ぶつかって意味を曖昧にしたみたいに
この悩ましい日々の頭痛事にも
淡く溶け出してくれたならどんなにいいだろう

合法的な事務処理より
少しアウトローに拘りたい
勢いで飲んだジュースの味が
今でも忘れられないから