想われてありがたいとは思っても君からじゃなきゃ、やなんだ僕は

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本当は「そばにいて」って言いたくて身切る想いでさようならする

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燦々と注ぐ貴方は太陽で私は浴びる月とたんぽぽ

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二重螺旋なんだか通じてきちゃったね…ぎゅーって感じれば、ほら、ひとつ

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青い僕赤い貴方とマーブルで一番好きな紫をうむ

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君をただ想っているだけそれだけで僕の何かが報われていく

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可愛いと百回人から言われても満たされないのに君だけで、ああ

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大丈夫、君は安心してください。脱ぐのは君の前だけだから

■作者メッセージ
あの人への想い綴った短歌集。