野花
まだ僕の記憶が確かならば
君の好きなあの色の花を
たくさん束ねて 届けたい
ひまわりは少し大きすぎるから
あの小さな黄色い花を
春が巡ればまた会えるね
僅かな命を望みに変えて燃やすよ
そう 僕は花ではなくて石
ダミーの輝きをしているのは
きっと僕のほうだろう
本当の君へ 本当の僕が
叶わない光になって
道を照らしてゆきたい
そう たとえそれが
何の意味もなくても。
君の好きなあの色の花を
たくさん束ねて 届けたい
ひまわりは少し大きすぎるから
あの小さな黄色い花を
春が巡ればまた会えるね
僅かな命を望みに変えて燃やすよ
そう 僕は花ではなくて石
ダミーの輝きをしているのは
きっと僕のほうだろう
本当の君へ 本当の僕が
叶わない光になって
道を照らしてゆきたい
そう たとえそれが
何の意味もなくても。