ポエム
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うろ
ずっと四角い窓を見つめ続けていた。

その窓の向こうはいつも星空で、満点の星空で。

青と薄い緑がかったところと、

月で淡く白くなっているところと。

いつもまん丸のお月様と、

落ちてくる星々と、

外に出てそれを見るのが夢だった。

星など、ありませんでした。

月などありませんでした。

しばらくすると見えてきたのは、

淡くも無い白い暴力的な光でした。

目を刺されたかと思いました。

あたまが痛くなりました。

それを、うつくしいとしました。

それは、うつくしいとなりました。
21/11/22 22:42更新 / うねら



談話室



■作者メッセージ
はじめましての最初の詩です。俳句など定型詩は書いたことはありますが、自由詩はほぼ初めてです。よろしくお願いいたします。

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