ポエム
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葬送
貴方の笑顔が忘れられない。
ここが墓場と知りながら。

雨が降る。
思い出を洗い流せと、
雨が降る。

どうして忘れられようか?
黄金の日々を。
青春の輝きを。

だが、

煌めきが眩しくて、
盲目の日々を過ごした。

袋小路に入り、
抜け出せなくなった。


涙雨が降る。
葬送の儀式は終わった。


いつの日か、
栄光の日々を、
忘れる事もあるだろう。


今、墓の前に立つ。


墓碑銘は「青春」の2文字だけ。

我が人生に咲いた最大の花は、
いつか、
枯れ落ちて風化するのだろう。

我が心に残った最大の傷は、
いつか、
癒されていくと信じている。


だが、今ある心の中の慟哭を誰が知ろう?


時間が薬と諦念し、
今日も僕は生きる。

人々の支えの中で、
今日も僕は生きる。


静かな夜に、
沈黙の中で、

今日に決別し、
明日を生きる。
19/01/01 23:27更新 / pomupomu



談話室



■作者メッセージ
数ヶ月ぶりに書いた拙い詩ですが、
宜しくお願い致しますm(._.)m

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