ポエム
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灯り
何か与えたもうたか?
右手を隠す者たちに。

天秤司る神よ、
いるのなら答えてくれ!

天地が逆転した時に、
旅立つのか? ツァラトゥストゥラよ。
なんとたぎる熱いその息吹。

大地を燃やしつくせ。

アルジュナを導くクリシュナよ、
雷の斧守るヴァルキリーよ、
戦を守護するアテナよ、
この世知るトトよ。

守れ、乳飲み子を、語らぬ老婆を。

右手差し出す者達を、
満天の星空のもと祝福せよ、
許されるならば万人を。

白い小鳩が空高く舞い上がった。
高くそびえる偶像は破壊されたか?

祝えこの時、掲げよ喜びを。
揺れる天秤を止めよ、世界よ。

理想の野原が、
咆哮する現実に凍りつくとしても。

涙はとうの昔に枯れ果てた、
あるのは混沌とした希望のみ。

暗闇の先の灯り目指して。
19/01/01 23:29更新 / pomupomu



談話室



■作者メッセージ
このような詩を書くことは二度とないでしょう。
宜しくお願い致しますm(._.)m

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