砂時計
残り少ない砂時計の砂がゆっくり下に滴る。
その速度ははかりようがないけれど、
どうやらここらがDead Endと、
覚悟を決めた。
雨上がりで洗いつくしたような、
目蓋の裏側に焼き付く夢よ、
最期迄消えないで。
虹色に染まるこの街で過ごした、
折々の変化が今では愛らしく、
苦悩も楽しみのパッケージ。
老いこそ1つの芸術よと、
賛美せぬ偶像の群れこそ、
哀れなアラバスター。
覚悟したのはのどかな日常、
スタートラインにしてと、
幾人かに想いをこめて。
無数のありがとうが乱舞して、
星空彼方に消えていく、
いつか届けと。
砂時計、
最後の砂粒が1つ落ちた。
その速度ははかりようがないけれど、
どうやらここらがDead Endと、
覚悟を決めた。
雨上がりで洗いつくしたような、
目蓋の裏側に焼き付く夢よ、
最期迄消えないで。
虹色に染まるこの街で過ごした、
折々の変化が今では愛らしく、
苦悩も楽しみのパッケージ。
老いこそ1つの芸術よと、
賛美せぬ偶像の群れこそ、
哀れなアラバスター。
覚悟したのはのどかな日常、
スタートラインにしてと、
幾人かに想いをこめて。
無数のありがとうが乱舞して、
星空彼方に消えていく、
いつか届けと。
砂時計、
最後の砂粒が1つ落ちた。