春を信じて
止まり続けた時計の時報が
少しでも聞こえはじめたら、
厳しい冬が去っていく。
ダイヤモンドや黄金よりも大切な、
雪の結晶が溶けていく。
厳しい冬の跡は深く地面を削り、
心の中にもくっきりと印されている。
止まり続けた私の街に
人の声が響きあうころ、
厳しい冬が去っていく。
悔しい顔をしても大切な、
貴方の笑顔が涙で滲んでいく。
残酷な非日常が日常になり、
言葉の中にもくっきりと印されている。
厳しい冬が去っていく、
想い出と共に。
時計はいつか進むし、
いつかは歩き出せる。
でも今は、私を残して冬が去る。
暖かな春を信じて。
少しでも聞こえはじめたら、
厳しい冬が去っていく。
ダイヤモンドや黄金よりも大切な、
雪の結晶が溶けていく。
厳しい冬の跡は深く地面を削り、
心の中にもくっきりと印されている。
止まり続けた私の街に
人の声が響きあうころ、
厳しい冬が去っていく。
悔しい顔をしても大切な、
貴方の笑顔が涙で滲んでいく。
残酷な非日常が日常になり、
言葉の中にもくっきりと印されている。
厳しい冬が去っていく、
想い出と共に。
時計はいつか進むし、
いつかは歩き出せる。
でも今は、私を残して冬が去る。
暖かな春を信じて。