ポエム
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詩考察
「加工された言葉は嫌いです」
と貴方は言った。

ならば貴方が求めるものは、
少なくとも詩ではないのだろう 。

なみだがひとつぶそらにきえた。

詩というつかみどころのないもの、
それでも現に存在するもの。

「 」

だけでさえ詩は許容する。

私は詩というものがわからない。
それ故に詩というものを書く。
ただ詩になっているかは別問題だ。

よぞらのほしぼしのえがお。

そう書けるものかと思案するが、
メッセージ性のない詩は
もったいないなと思う。

そういうわたしはできていない。

古い異化という手法には引かれるが、
こだわりを捨てたのはいつだったか?

あたらしいいのちのこどう。

日本の詩で一番だと思うのは、
宮沢賢治だと思うが、
自信はない。

因果交流電灯のまたたき。

谷川俊太郎、イェーツ、タゴ ール、トゥイニャーノフ、それともゲーテ?ズライカは感動したわ。
本棚に目を移すとき、
詩集があることに安堵する。

ことばのはなたばたち。

詩という華さえ大量消費される時代に、
ごく少数のものは咲き、
ほとんどのものは枯れ落ちる。
19/01/01 23:37更新 / pomupomu



談話室



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よたばなしです。

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