不安な夜
太陽光の反射が、
月を、月たらしめている。
秋の夜長の影さえも、
月光に照らされて長く延びる。
太陽光が優しく撫でる曙。
その力を借りて輝く月。
影は長く、長くなっている。
そして暗い部屋の中で臥せる私は、
太陽からも、月からも見放され、
影さえも遠くに出かけたようだ。
10月のまだ過ごしやすい日に、
私は体温と格闘している。
時間ごとに、体温計がなる。
不安な夜が、今日もはじまる。
月を、月たらしめている。
秋の夜長の影さえも、
月光に照らされて長く延びる。
太陽光が優しく撫でる曙。
その力を借りて輝く月。
影は長く、長くなっている。
そして暗い部屋の中で臥せる私は、
太陽からも、月からも見放され、
影さえも遠くに出かけたようだ。
10月のまだ過ごしやすい日に、
私は体温と格闘している。
時間ごとに、体温計がなる。
不安な夜が、今日もはじまる。