情熱の火よ、燃えよ、燃えよ。
言葉はいらない、激しい踊りがお似合いだ。

命の燃焼よ、
その命ごと薪にくべてしまえ。
その身は灰となり新たな命となるだろう。

踊れ、踊れ、この星ぼしのもとで。
体を暑くし汗が吹き出るまで。
この夜を踊りつくせ。

そして眠るのだ、深い眠りに。

朝日が昇れば、短剣の切っ先が喉元に突きつけられるような旅がはじまる。

踊り、食い、笑ったならば、
古い夜と新しい朝が交代する。

■作者メッセージ
よろしくお願いいたします。