ポエム
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さよならサンカクまたきてシカク
あの大雨の時、いつの間にか逃げた出したミドリガメのカメキチ

化石とお墓の残骸が埋まるあの背の高い草むらに作った僕らの基地

気を抜けば知らない景色に迷い込む社宅住宅の砂利道、一本道

汽車がごくまれにだけ走っている近道線路と崖登り

故郷に帰りたい詩が壁に刻まれていた強制労働の人たちが住んでた家

僕の中だけにいる、いつの間にかいなくなった秘密の隣人

笑顔が大好きなあの子がいってた魔法の言葉

この掌の血マメが消えると共に

うっすらうすらと消えていく
23/09/09 02:26更新 / たつまき



談話室



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