かなしみがないはずが
かなしみがないはずが
ないじゃない
あなたに見せるわたしは
ほんの一部で
家に帰ったら泣いている
今日もあの人を思って
泣いている
どうしてまた
桜は咲くの
春の憂鬱な青空を
埋めつくしていく
あの人の欠片が
たくさん降り注いで
私の空っぽの身体に
まとわりついて離れない
祝福
その重さに耐えきれず
どうでもよくなって
なにもかも辞めてやろうと
思うのに
何一つ手放せない
ちっぽけなわたし
かなしみがないはずがない
わたしがわたしであるかぎり
あなたの前では笑顔
でも気づいてほしい
あなたが思うほど
安くはないの
ないじゃない
あなたに見せるわたしは
ほんの一部で
家に帰ったら泣いている
今日もあの人を思って
泣いている
どうしてまた
桜は咲くの
春の憂鬱な青空を
埋めつくしていく
あの人の欠片が
たくさん降り注いで
私の空っぽの身体に
まとわりついて離れない
祝福
その重さに耐えきれず
どうでもよくなって
なにもかも辞めてやろうと
思うのに
何一つ手放せない
ちっぽけなわたし
かなしみがないはずがない
わたしがわたしであるかぎり
あなたの前では笑顔
でも気づいてほしい
あなたが思うほど
安くはないの