ポエム
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しをかく
真夜中の天井を
最終電車が走っていって
眠れない夜に私はそれを
流れ星のように
見たのでした
冷蔵庫の低い唸り声が
存在の四角な寂しさを伝えて
私は左手の人差し指で
空にしかくを描きました
胸の鼓動が凪いでいくまで
彼のお墓を描きました


22/03/18 23:21更新 / おとまち



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