発光生物
さびしくて光る
光る術も知らずに
この宇宙的な広がりの中に
漂っているのはなぜ
他の誰かが僕であるように
僕であるようにと
願っている
願いながら波間に揺られて
大きな洞穴に
濾し取られてしまうのを待っている
さびしいから光る
光る術も知らずに
どこにいても
手触りもなく
夢もなく怖くて
そこへ飛び込む
きらきらときみが
被膜を破り
白く波打つ
孤独であるようにと
願っている
僕らは星座になりましょう
光る術も知らずに
この宇宙的な広がりの中に
漂っているのはなぜ
他の誰かが僕であるように
僕であるようにと
願っている
願いながら波間に揺られて
大きな洞穴に
濾し取られてしまうのを待っている
さびしいから光る
光る術も知らずに
どこにいても
手触りもなく
夢もなく怖くて
そこへ飛び込む
きらきらときみが
被膜を破り
白く波打つ
孤独であるようにと
願っている
僕らは星座になりましょう