ポエム
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秋が寒くなってきたから
同じように生きる事に、
慣れ始めてきたから、
寄りかかられた隣の人も、
受け入れられるようになった。

変えようとしても三日坊主、
変わらないこと、その自分の姿だけ、
いつも不思議と忘れている。

一昨日、全然下らなくなんか無かった不満は
今日、本当に下らなく思えた

昨日、確かにそこにあった不安の種は
今はもう違う味がする


揺られる二人
そんな秋の風が吹いただけ


「君じゃなきゃだめだ」とは言えず。
「愛してる」なんてとても言えず。
作文用紙10枚分削っても、
まだ長過ぎて、途中で寝てしまうかな。

なんて

「ずっとそばに」は、いつか嘘になるし、
「君だけを見て」たら、きっとつまらない、
こんなモヤモヤの何ヶ月分なら、
君をモヤモヤさせられるだろう。

考えていたらお腹が空いた。
世界で1つの背中抱きしめたら、
二人だけの世界になった。

決めた。
タイミングは、次振り返ったときにする。

背中が寒いから、早くしてほしいな。
19/10/15 00:39更新 / アンタレス



談話室



■作者メッセージ
人の幸せを羨みがちなので、
今度は過去の自分を羨めばいいと思います。
そのために書きました。

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