ポエム
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君の、千の愛してるより
空っぽになったはずだった
あなたと別れて随分経つ
あれは夢だった、そう思えた
君と出会ってそう思えた

「言葉なんて」
そう吐き出しては
誤植みたいな感情で
まだ私は生かされてる

君の、千の愛してるより
あなたの、たった一言で
どうしようもないくらい
どうしようがあふれだす
言葉が、あふれだす
言葉が、あふれだす
だから私は君に、
愛してるって千回言うよ


満ち足りているはずなのに
君と出会って随分経つ
これは現実?って最近思う
あなたを想えば、忘れられた

「心なんて」
そう書いてみても
孤独に似た痛みだけ
ただ1つ信じてる

君への、千の愛してるより
あなたに一言、好きだと言えたら
他に何も要らないくらい
他に何も要らなくなる
空っぽは、あなたのために
空っぽは、あなたのために
だから私は君から
愛してるって千回言われたい



「鼓動なんて」
そう呟いては
まぶたの裏側、追いかけた背中
まだ今も探している

君への、千の愛してるより
あなたに一言、好きだと言えたら
他に何も要らないくらい
他に何も要らなくなる

君の、千の愛してるより
あなたの、たった一言で
どうしようもないくらい
どうしようがあふれだす
言葉が、あふれだす
言葉が、あふれだす
だから私は君に、
愛してるって千回言うよ


いやでもきっと、
それは無理だから
せめて、あと一度だけ
好きだと言わせて
19/09/04 00:20更新 / アンタレス



談話室



■作者メッセージ
あなたの、たった一言で
どうしようもないくらい
どうしようがあふれだす

君と私とあなたへ
2018/12/16

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