かんたん
朝おきました。
昼でした。
死にたくなりました。
リビングにおりました。
誰もいませんでした。
薄暗いへやは心をさします。
昨日ののこりごはんを温めました。
ちょうど良いぐらいに温められてよかったです。
温かいごはんは見えない栄養です。
のみものを取ろうと冷蔵庫をあけました。
買ったまま忘れてたプリンがすわってました。
ちょっとお得な気分です。
気が付いたらもう夜中でした。
電子光を浴びていたらもう窓のそとは真っ暗。
時計の針は働きものです。
それでも見ないふりしていたら、
もう深夜の二時三十四分。
またまた死にたくなりました。
かんたんに死にたくなります。
かんたんに生き返ります。
またぬるま湯の中で死んでいます