夢日記(ちょっと怖いから注意)
私たちは何処でもないとある施設で掃除をしていた。
定刻になるとアナウンス入り、名前呼び出される。
その名前の主たちは、これから死にゆく人たちだった。
その世界は所謂死後の世界で、死者が生きている人間を殺す計画を進めていた。
これから死ぬというのに、皆は笑顔で時々面倒そうな顔をしながら、掃除をしていた。
私はこの世界に来るのが二回目で、これが夢だと認識していたので、殺される恐怖はありつつ、平気だった。
暫くして私の名前が呼ばれて、いくつかあるうちの一室に通された。壁も床もまっ白だった。
その部屋へ向かう途中、私は以前その世界で出逢った“親友”と共にそこへ向かった。
また会ったね、と笑い合って、すごく安堵したのを覚えている。
前回の夢で首が落ちる感覚は覚えていたので、シミュレーションしながらびくびくしつつ、平静を保とうとしていた。
スーツ姿の女性と男性に指示されて、指定の場所にうつ伏せになった。
その二人がスイッチを押すと後ろから斧が前進してきて、自分の首のところで刄が下りる。
いよいよその時が来て、私たちは覚悟するが、なぜが私と親友だけ無事だった。
もう一人いた男の子は首が落ちて死んでいた。
スーツ姿の二人がいらだって、もう一度スイッチを押す。斧が来る。
それでもやっぱり私と親友のところで斧が下りなかった。
ちょっと休憩を挟んでもう一度試されたが、それでも結果は同じだった。
三回目では少し首にすり傷ができてひりひりと痛んだ。
スーツの彼らが呆れていたろころで、私は目が覚めた。
夢から覚めて現実に戻った私は、親友の存在なんて忘れてしまったし、この夢が二回目だとは思えなかった。
いくら殺されかけても死ななかったことから、なんだか生を肯定されている気がした。
殺されなかった安堵と、今日を生きる億劫さを同時に覚えた。
定刻になるとアナウンス入り、名前呼び出される。
その名前の主たちは、これから死にゆく人たちだった。
その世界は所謂死後の世界で、死者が生きている人間を殺す計画を進めていた。
これから死ぬというのに、皆は笑顔で時々面倒そうな顔をしながら、掃除をしていた。
私はこの世界に来るのが二回目で、これが夢だと認識していたので、殺される恐怖はありつつ、平気だった。
暫くして私の名前が呼ばれて、いくつかあるうちの一室に通された。壁も床もまっ白だった。
その部屋へ向かう途中、私は以前その世界で出逢った“親友”と共にそこへ向かった。
また会ったね、と笑い合って、すごく安堵したのを覚えている。
前回の夢で首が落ちる感覚は覚えていたので、シミュレーションしながらびくびくしつつ、平静を保とうとしていた。
スーツ姿の女性と男性に指示されて、指定の場所にうつ伏せになった。
その二人がスイッチを押すと後ろから斧が前進してきて、自分の首のところで刄が下りる。
いよいよその時が来て、私たちは覚悟するが、なぜが私と親友だけ無事だった。
もう一人いた男の子は首が落ちて死んでいた。
スーツ姿の二人がいらだって、もう一度スイッチを押す。斧が来る。
それでもやっぱり私と親友のところで斧が下りなかった。
ちょっと休憩を挟んでもう一度試されたが、それでも結果は同じだった。
三回目では少し首にすり傷ができてひりひりと痛んだ。
スーツの彼らが呆れていたろころで、私は目が覚めた。
夢から覚めて現実に戻った私は、親友の存在なんて忘れてしまったし、この夢が二回目だとは思えなかった。
いくら殺されかけても死ななかったことから、なんだか生を肯定されている気がした。
殺されなかった安堵と、今日を生きる億劫さを同時に覚えた。
25/09/15 14:39更新 / 深紺