心の奥底から溢れて出る
このおどろおどろしい気持ち

あなたが絡むと

途端に自分の気持ちが
制御できない

嫉妬という名の蜘蛛の糸に
絡め取られ

苦しみの壁に
塗り込められる

あなたに関わるもの全てを
妬み、羨み

なぜ自分がそうじゃないのか
なぜ自分がそこにいないのか

理不尽に
暗い嫉妬の炎を立ち登らせ
もがき焦がれる

ああ、堕ちていく

あなたの微笑みが
ただの苦しみに変わる

あなたの優しさが
真意を穿つ言葉になる

ソンナ、ハナシ、キキタクナイ
オネガイ、ヤメテ

暗闇より
なお深い闇色の嫉妬が

残忍な悪意のナイフに
姿を変えて

この胸を突きたい衝動に
駆られる

誰か、誰か
いいえ
どうか、あなた

闇から生まれたこの心と共に
私を葬り去って