青が似合う
どこまでも高い青空が
潤んだ切れ長の瞳に映る
灼熱によじれたアスファルトから
蒸気が上がるのに
あの人のまわりは
涼やかな風が吹く
太陽が柔らかな海原に
余すところ無く光を当てて
目を眩ませるけど
あの人は青い海を背に
静かな白波のように佇む
あの人は青が似合う
どこまでも続く夏の空が
あの人を際立たせる
爽やかな香りをまとわせ
口の端を少しだけ上げて
笑いかけられると
眩しい夏の蜃気楼のように
脆く危うい私は
一気に消し飛んでしまうの
潤んだ切れ長の瞳に映る
灼熱によじれたアスファルトから
蒸気が上がるのに
あの人のまわりは
涼やかな風が吹く
太陽が柔らかな海原に
余すところ無く光を当てて
目を眩ませるけど
あの人は青い海を背に
静かな白波のように佇む
あの人は青が似合う
どこまでも続く夏の空が
あの人を際立たせる
爽やかな香りをまとわせ
口の端を少しだけ上げて
笑いかけられると
眩しい夏の蜃気楼のように
脆く危うい私は
一気に消し飛んでしまうの