ポエム
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海風の吹くところ
金と銀の砂子が騒ぐ海原を右手に見ながら

のっぺりとした道を行く

やがて、緩やかな坂道をなぞり

海に突き出した岬を越えると

あの風車が見える

鼓動が、一気に跳ね上がり

ステアリングを握る手に

汗が溜まる

貴方が生まれた街

貴方が帰る街

私の知らない貴方を知る街

海風が吹き、貴方の幻影を見せる

私はただ、通り過ぎるだけ

19/04/23 12:56更新 / リュブリュー



談話室



■作者メッセージ
風景と誰かが混ざり合い、懐かしさを感じて欲しい。

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