独り暮らしのうた
おはよう、ブルーライトにご挨拶。
降り積もった埃が有り得ない時間を語るとき、わたしはわたしに思いを馳せていた、サンライトに身を捧げるあなたとわたし。実に不健康ね。警報も目覚ましも聞こえないふりして、もう一度、自分と言う存在をやめたくなってしまう。
羊水が排水溝に流されて、未完成なままわたしは外に追い出される、もっと優しく扱ってよ、ブルーライトは見つめたまま。そうしてもっと電磁波を増やしていけば過去に戻っていた。違う、進めていないだけ。
甘えん坊だね、どっちが?意味のない自問自答は、誰かが勝手に決めた時間を運んでくるだけ、意味なんてない、なあブルーライト。
つまらない朝を迎えるのだ、おはよう。