新元号のうた
何だかんだで、平らを成す日が続くと思っていました。聞き慣れない言葉が当たり前になって、最後のとか最初のとか飾っちゃって、何事もなく生活の懐に入っていくのが何だかおそろしかった。薄い膜の壁を突き破るように、それは母の腹を蹴るように、おちてしまえば元には戻らない、こわい、見えない時間を跨いでいました。慣れない夜更かしをして、目の下に隈を作ったならば、悪い一日の始まりだと思いませんか。ただ、それだけなのに、新しさに眼を輝かせてるこどもは、この島国に何千万人いるのでしょう。同じと思えないことは多分欠点だったんだろう。ごめんね。
お別れも、無理な願いも、全部、全部過去に置いていけたならな。継続は力なり、でも継続は全てを受け継いでしまった。こんな惰性的なわたし、どうして新しい時間にいるのかな。ハロー令和、お元気ですか。