輪のうた
泣いていました、貝の中。長い年月を経て真珠となれるなら、安価で買い取ってほしい、けちんぼなあなたでも買えますように。
輪ゴムが一ヶ所千切れたなら、それがわたしです。乱してしまえば知らんぷり、自己中心的と言われても仕方がないのです。だけど本意はそこではなくて、繋がるものをつくった大統領です、わたしは所詮やり取りされる側だから、もう一度輪をつくって会議を始めましょう。議題は尽きない、終わらない。それが存在してる限り、討論に死なんてない。あるとしたら、あなたも真珠になることだと思うよ。底は暗いから泣いてしまうかもね。あなたもわたし、ほら同じ。