なにより落ち着く朝のコーヒー時間
それがなければ何か変
家にいてもドリップで淹れて
香りと味を聴きながら本を開く
外に出たらファーストフード店の
指定席に座ってコーヒー
それが日課になって久しい
タブレットPCを開いて書いたり
本をテーブルに積んで
さあ読むぞと
一日がそこから始まる
孫を保育園に送り
家のことは朝に済ませ
やれやれとようやくの一人の時間
朝昼晩と一日三杯のコーヒーで生かされて
頭はそれで冴える
山林に自由存す
コーヒーにも存す
カップから湯気と共に
わたしの気は飛び立ってゆく